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映画 いくつもの感動と出会い

映画『奇跡のシンフォニー(August Rush)』感想 感動の音楽作品 ※ネタバレあり

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映画『奇跡のシンフォニー』(原題:オーガスト・ラッシュ)をNetflixで観ました。この映画は3度目になります。

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(C)2007 Warner Bros.Ent. All Rights Reserved

 作品情報

・公開:2007年

・時間:1時間54分

・監督

カーステン・シェリダン - 映画.com

この映画以外は2本の映画で脚本を書いています。

・主なキャスト

 

 フレディ・ハイモアは、子役として『ネバーランド』『チャーリーとチョコレート工場』に出演しています。笑顔がいいですね。

あらすじ

生まれながらにして両親を知らない11歳の少年エヴァン(フレディ・ハイモア)は孤児院で育てられていました。街で出会ったストリートミュージシャンのアーサ―の音に惹かれて一緒に生活するようになります。そこは孤児をストリートミュージシャンに育てその売り上げで生計を立てていたウォラス(ロビン・ウィリアムズ)のところなのです。ウォラスはエヴァンの才能を見抜きマネージャーとなって売り込もうとします。

一方エヴァンの両親は二人ともミュージシャンで母ライラの父親の反対で結婚は許されませんでした。妊娠中のライラが交通事故に遭った時、ライラの父は取り出された赤ちゃんをライラに相談もせずに施設に預けるように手続きを行います。ライラ11年間は自分の子供が死んだを思っていましたが、父の死の直前に子供を施設に預けたこと聞かされます。

エヴァンは自分の音楽で両親に繋がることを夢み、ライラは預けられた施設からエヴァンの行方を探しはじめます。

 

感想

いい映画だと思います。エヴァンの心が解き放たれている行く様子は本当に気持ちが良くなります。人生が良くなるような気にもなります。この上ない悦びを最高の音楽で迎えるラストは素晴らしいです。なんと言ってもエヴァンの笑顔が最高です。子供から大人までが楽しめる映画です。

オープン・マインド

エヴァンの才能は人から教わる前から開花し、自分の両親が音楽をやっているということも知らないのに音楽で両親が見つかると思い込んでいます。「オープンマインド(自己開示)」なんですね。オープンマインドは他人に自分の気持ち隠し事なく伝えるという意味でよく使われますが、エヴァンの場合は自分の心の声をしっかりとキャッチしてそれを他人に伝えています。スポーツの世界ではテニスプレーヤーのノバル・ジョコビッチ選手、大相撲の白鵬関、野球のイチロー選手もオープンマインドの実践者だと思います。

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