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映画『地球が静止する日』感想 宇宙人版のノアの方舟 ※ネタバレあり

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キアヌ・リーブス主演『地球が静止する日』を観ました。宇宙人版の「ノアの箱舟」です。今の我々の行いは神から見れば間違っているのだろうと思ってしまう映画です。

ポスター画像

作品情報

公開:2008年

時間:1時間46分

監督

主なキャスト 

地下鉄を使用したりして贅沢をしない善人のキアヌ・リーブスです。こんな記事がありましたので貼っておきます。この映画に出演している訳もこういうところからきているのでしょうか?

こんなに庶民的なスターはいない!?キアヌ・リーブスの善人ぶりを再確認しよう!

あらすじ

ある日宇宙から未知のテクノロジーを持つ男クラトゥ(キアヌ・リーブス)が現れる。彼の目的は地球を救うこと。そのためには地球にダメージを与える人類を消滅しなければいけないと計画を実行する。「人類は危機的状況になれば変わることが出来る」と実行停止を懇願するヘレン(ジェニファー・コネリー)にクラトゥの心は動き始める。

感想

宇宙人版の「ノアの方舟」です。人類のみを消滅させる怖い話です。本来の旧約聖書の方舟は(ノアの方舟 - Wikipedia)は人間が舟を作るのですが、本作は宇宙人が球体を準備して人類以外の生き物をそこに集め退避させます。そして小さな昆虫のような生き物の大群が人類を含めたあらゆるもの食い尽くしていきます。競技場を食い尽くしていくシーンは見どころの一つです。

ここ何十年地球の環境汚染の問題が騒がれています。騒いでいるのも人類で汚染しているのも人類という何とも哀れなことなのですが、うまく地球の環境と共存できていないのが現実です。

クラトゥが人類を残すことを決心したのは、ヘレンが自分の命より義理の子供の命を救う姿を見たからです。これで人類は変わると確信したのでしょう。観ていてこれだけの事で人類消滅計画を変更するのかという感じになります。甘いような気がしますが、かつては人類は地球の環境を大切に考えていた時代もあるのでその頃の生活に戻ることを想像したのでしょうか?人類は地球環境を考えているのではなく、自分たちが生きている環境を考えるので生きていけない状況にならない限り変われないということなのです。

その後、世界がどう変わったのかが気にはなりますが、悲観的ですがあまり変わらないような気がします。最近では宇宙開発で地球以外への進出の話がちらほらとありますが、地球の環境汚染の解決の方が大切なような気がします。

 同様に人類を消滅させるとうい映画で『ノア 約束の舟』があります。(こちらにもジェニファー・コネリーが起用されています)私は、『ノア 約束の舟』の方が良かったです。

 

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