キネマの館(ヤカタ)

映画 いくつもの感動と出会い

映画『エウロパ』感想 生命の存在が期待される星 ※ネタバレあり

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Netflixで『エウロパ』を観ました。SF系の映画を観まくっています。エウロパとはガリレオが発見した木星の第2衛星 氷の衛星のことです。

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(C)2012 by Europa Ventures, LLC All Right Reserved. 

作品情報

公開:2013年

時間:1時間30分

監督:セバスチャン・コルデロ

俳優:シャールト・コプリー

あまり知っている俳優さんがいなかったのですが、『第9地区』の主演シャールト・コプリーが重要な脇役で出演していました。

www.kinemanoyakata.com

あらすじ

木星の衛星エウロパに、生命存在の確認のために6人の宇宙飛行士が送り込まれる。エウロパに着陸した隊員たちは、氷の下に青く光る生物を発見するが....

乗組員がエウロパでの出来事を地球に送信するために解説付きの映像に収めます。そのシーンの解説により観ている側にも詳細がわかる構成です。タイトルは『エウロパ』ですが、『エウロパ・レポート』が正式名です。 

エウロパについて

エウロパは実在する木星の衛星で、映画同様に氷で覆われています。氷の下には海があって生命の存在が期待されている注目の衛星です。

エウロパ (衛星) - Wikipedia

JAXAでも記事が出ています。

spaceinfo.jaxa.jp

感想

印象に残ったシーン

宇宙服のヘルメット内のカメラの映像は目で恐怖を表現していて臨場感がありました。ローサ(シャールト・コプリー)が宇宙船の修理作業でのアクシデントで船内に入ることが出来なくなり、亡くなっていくシーンは特に印象に残りました。

残念だった点

エウロパの地表シーンが暗すぎて分かりにくかった。何も映し出されないことでスリリングな展開を図ったのかもしれませんが、もう少し生命体の怖いシーンがあっても良かったんじゃないかなと思いました。生命体が発光していてキレイだなという印象が強く、その分恐怖感が湧かなかった。

 

最後に

探査船から送られてきた映像の最後にエウロパに住む、まるでタコのような巨大生物が映し出されています。実際に、エウロパに生命体が存在していればどんな生き物なんでしょう?『2001年宇宙の旅』も木星でした。何か木星にはあるのかもしれません。

2016年9月26日 NASAが水分の噴出を発見

水蒸気の噴出があるということは、熱源があるということです。映画では熱源の存在で生物の存在を確信していますが、実際はどうなんでしょうか?200キロメートルとは大規模ですね。

・NASAイメージ動画です。

youtu.be

・NASAの発表記事

www.nasa.gov

・NASAエウロパの記事集

Europa (Moon) | NASA

・Yahoo!ニュース

報告によれば、この噴出は約200キロメートルの高さにも及ぶそうです。

headlines.yahoo.co.jp

予告動画

youtu.be

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エウロパ(字幕版)

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