映画『カリフォルニア・ダウン』をNetflixで観ました。巨大地震で西海岸一帯が壊滅する映画です。太陽コアで地球全体が壊滅する『2012』を思い出しました。
作品情報
公開:2015年
時間:1時間54分
監督
『センター・オブ・ジ・アース2』に続いてドウェイン・ジョンソンとのタッグ。
主なキャスト
かつてアメリカのプロレス団体WWEのスパースター。見事な肉体を誇っています。今回のレスキュー隊員は適役。
あらすじ
米カリフォルニア州の太平洋岸に1300キロにわたってのびるサン・アンドレアス断層が横ずれし、巨大地震を引き起こした。ロサンゼルス、サンフランシスコ、ラスベガスと大都市が相次いで壊滅するなか、ヘリコプターを使った高度上空での任務を専門とするレスキュー隊員が、愛する娘と被害にあった人々を救うため駆けめぐる。
感想
巨大地震で街のすべてのものが崩壊していきます。何度も『2012』を思い出させる場面がいくつもありましたが、ドウェイン・ジョンソン演じるレイのタフな救出劇が大きな見どころとなっています。
印象に残った救出シーン
- 大津波をボートで乗り越えるシーン
- ヘリコプターの燃料がなくなり緊急着陸するシーン
- セスナからパラシュートで落下するシーン
ヘリコプターの動力を切り落下によってプロペラを回し着陸するオートローテーションという操縦方法が描かれていました。海自の演習の動画がありました。
演じる男がドウェイン・ジョンソンということもあり、過酷な状況でも何でもこなしてしまう感じはします。WWEの名場面がありました。しゃべりも達者で大人気でした。彼に続いて映画の出演をしているプロレスラーは何人かいます。
ストーリーには、地震で危険にさらされた元妻と娘をレイが助けるというシンプルではありますがヒューマンドラマもしっかりと備わっています。最後の水中での娘の救出は観ていてこちらも苦しくなってしましました。あの太い腕で心臓マッサージされると骨折しそうだなと余計なことも考えてしまっていました。ディザスターパニック作としては『2012』の方が規模が大きかったなと感じましたが、ドウェイン・ジョンソン好きにはたまらない一作となっています。