映画『2012』をNetflixで観ました。『インデペンデンス・デイ』のローランド・エメリッヒ監督作品です。地殻変動で地上がメチャクチャになっていきます。近代版の「ノアの方舟」です。
(C) 2009 Sony Pictures Digital Inc. All Rights Reserved.
作品情報
・公開:2009年
・時間:2時間38分
・監督
スペクタクル大作の大御所です。『インデペンデンス・デイ』以上にアメリカが崩壊していきます。
・主なキャスト
解説
西暦2012年、古代マヤ文明が予言した世界の終末を映像にしたSF作品。太陽で発生する巨大爆発で地球のコア温度が急激に上昇し地殻変動が発生、世界中で大地震、大津波、大噴火といった天変地異が発生する。この未曾有の危機に直面した人間たちの様々なドラマが展開される。
感想
まず地球が崩壊していく映像が凄すぎます。M10.9の地震でビル群が次々と倒れる中、リムジンで走行するシーンはスリルと言うよりも無理だろうと感じてしまいます。そういう状況の中でもあきらめない人が生き残るのかなと思い直して観ていても「これは絶対助からない」と思えるシーンが連続します。もう少し現実的に撮って欲しかったと思います。ただM10.9の地震はあまりにも規格外でこれを映像にした試みは高く評価できます。地震だけでなくイエローストーンの火山も凄いですし、大津波も凄い、未曽有の大災害の映像が次々と登場します。全部詰め込んだという感じです。そんな中でも人間ドラマはあります。エメリッヒ作品の大参事には欠かせないアメリカ大統領の自分の身を捨てて若者を救う決断も見どころの一つです。全く肉体派でない主人公のSF作家カーティス(ジョン・キューザック)が元家族を守るために大活躍するところも面白いところです。
とにかく映像が大袈裟すぎると思えるくらい凄いので俳優さんの演技もすべて持っていかれてしまいます。俳優さん泣かせで監督さんが目立つ作品です。
迫力あるシーンの画像です。
地震で都市が海に沈むシーン
イエローストーン噴火での火山灰をすり抜けるセスナ
山を飲み込む大津波
2時間38分と長い映画のですが最後まで飽きずに観れました。とにかく大災害の迫力ある映像に尽きる作品でした。
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