キネマの館(ヤカタ)

映画 いくつもの感動と出会い

映画『アイ,ロボット』感想 ※ネタバレあり

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映画『アイ,ロボット』を観ました。ロボット製造会社USRの新型ロボットNS-5が反乱を起こします。

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(C)2004 TWENTIETH CENTURY FOX

作品情報

・公開 2004年

・時間 1時間45分

・監督

 アレックス・プロヤス - 映画.com

 『クロウ 飛翔伝説』、『ノウイング』を製作しています。

・主なキャスト

ウィル・スミスの存在感は大きいです。肉体の披露もあります。アスリート並みの体をしています。演技も良かったです。

あらすじ

舞台は2035年。ロボット製造会社USRは、ロボット三原則をインプットしたロボットを人々の生活の中に取り入れ大躍進をしていた。ある日ロボット設計士ランニング博士がUSRの研究室から転落して死亡した。研究室には博士とロボットしかおらずロボット三原則をインプットされているロボットには殺害の可能性はないとし、自殺と判断される。ロボット嫌いの刑事スプーナー(ウィル・スミス)は、この判断に疑問を抱きロボットNS5(サニー)が博士を殺害したのではないかと捜査を進める。

・原作

『われはロボット』(I, Robot )は、アイザック・アシモフのSF小説短編集。1950年に刊行された。ロボットSFの古典的名作。

 引用:われはロボット - Wikipedia

・ロボット三原則

第一条
ロボットは人間に危害を加えてはならない。また、その危険を看過することによって、人間に危害を及ぼしてはならない。
第二条
ロボットは人間にあたえられた命令に服従しなければならない。ただし、あたえられた命令が、第一条に反する場合は、この限りでない。
第三条
ロボットは、前掲第一条および第二条に反するおそれのないかぎり、自己をまもらなければならない。
— 2058年の「ロボット工学ハンドブック」第56版 、『われはロボット』より。

引用:ロボット工学三原則 - Wikipedia

印象に残るシーン

  • スプーナーは、古いものが好きで私たちに馴染みのある製品が出てくる
  • 自動車のタイヤが球体で真横にも移動できる
  • USRの基幹コンピューターは陽子コンピューター
  • NS5(サニー)が絵を描くスピードが速い
 

感想

大勢のロボットの一斉に動くシーンとかが印象に残ります。ゾンビ映画のロボット版みたいな感じにもみえますが。博士の死から次々と明るみになっていく事実、予想外の展開に観ていて飽きることがありません。ウィル・スミスがなかなかイカしています。

大筋は、よくある『人工知能が技術的特異点(シンギュラリティ)を超えれば人間を殺し始める』というものですが、主人公スプーナーが見事に食い止めます。

最近、人工知能と呼ばれるものがどんどん社会に投入されていますが、所詮人の作り物ですのでスプーナーのように用心して接したいものです。ラストは、サニーをトップにロボットが集まっているシーンで終わりますが更なる不安がここから始まるのかとも感じました。

 

人の恐怖というものは、人が作り出しているのですね。

予告動画

youtu.be

人工知能の記事

人工知能に関して記載した記事がありますのでよかったら見て下さい。

www.kinemanoyakata.com

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アイ,ロボット (字幕版)

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