キネマの館(ヤカタ)

映画 いくつもの感動と出会い

映画『マチェーテ・キルズ』感想 常識破りのアクション・エンタテイメント作品 ※ネタバレあり

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あのレディ・ガガが出演している『マチェーテ・キルズ』。メル・ギブソンやチャーリー・シーン(カルロス・エステベス)も出ていて驚きます、とにかくぶっ飛んだアクション・エンタテイメント作品です。

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(C)2012 Vrelonovama LTD

作品情報

公開:2014年

時間:1時間48分

監督

主なキャスト

豪華メンバーです。

 

あらすじ

麻薬捜査官のマチェーテは、アメリカ大統領から、マッドマンと呼ばれるメキシコの麻薬王を倒してほしいとの依頼を受ける。しかし、マッドメンは自分の心臓が止まると同時にワシントンD.C.へミサイルが飛ぶように仕組んでいた。その仕掛けを解除できるのは、世界一の武器商人ヴォズだけだったが、ヴォズもまた、世界を混乱に陥れようと企んでいた。 

マチェーテ・キルズ : 作品情報 - 映画.com

感想 

前編の『マチューテ』は2010年に公開されています。なんともB級感が溢れ出ている作品です。特に人が死ぬ場面は、少しおふざけがすぎるんではと思うほどバカバカしく描かれています。アクション・エンタテイメント・コメディ作品なんですね。ヘリコプターの翼の回転を使ったありえない技(?) がいくつか観られ笑えます。タランティーノ作品と同じ路線だなと思っていましたが、監督のロバート・ロドリゲスはタランティーノと親交があるようです。二人の映画の会話は楽しそうですね。

B級ながら、豪華役者さんが登場します。レディー・ガガは今作品が初の映画出演になるようです。ジェシカ・アルバも冒頭にすこし出演します。マチェーテ演じるダニー・トレホは悪役顔ですが、世界を救う正義の味方です。監督のロバート・ロドリゲスとは血縁関係にあるようです。けっしてキレイとは言えない個性的なコワモテ顔とおふざけ感のギャップがいい感じです。

ロバート・ロドリゲスは、低予算でこれだけの作品を作ってしまうので、ある意味天才なんでしょう。映画に難しく考えたり、感動を求めたりすることを求めず、気楽に楽しめればという方におすすめです。役者さんの表情をもっと利用すれば、より笑える作品になったと思います。次回作もあるようなので楽しみにしています。

予告動画

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