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映画 いくつもの感動と出会い

映画『月に囚われた男』感想 SFクローン人間 Netflix配信 ※ネタバレあり

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Netflixで『月に囚われた男』を観ました。昨年亡くなったデビット・ボウイの息子さんが製作している映画です。

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説明

製作:2009年

上映時間:1時間37分

近未来、資源採掘している月が舞台。主人公サムは、ルナ産業との3年契約で月の基地で働いている。3年契約も残すところあと2週間というある日、自分と同じ男サムが基地に現れる。

人類がクローン技術を使って月で長期作業する時のSF作品。基地ではガーティという人工知能と共に任務を遂行する。また、地球にいる妻と衛星通信で連絡を取り合っている。

監督・注目のキャスト

監督:ダンカン・ジョーンズ  『ミッション:8ミニッツ』etc

俳優:サム・ロックウェル   『グリーンマイル』etc

 

監督のダンカン・ジョーンズの初作品。ダンカン・ジョーンズはデビッド・ボウイの息子さんです。映画全編が主人公サムとそのクローンのサム、人工知能ガーティしか登場しないので、俳優サム・ロックウェルの一人舞台になっています。

印象に残るシーン

俳優サム・ロックウェルが、2人のサムを演じているところが一番の見どころです。低予算で作成した作品したこともあって、舞台も基地内がほとんど。これでも十分楽しめることを証明した映画です。

感想

もし、映画のように月あるいは地球以外で人間が活動することになった場合、クローン技術があれば映画で描いた世界になるのだろうを思いました。その時のクローン自身の自我に対しての問題点を上手く取り上げている映画だと思いました。感心します。

人間の知能は複雑ですので肉体のクローンを作り上げたとしても知能や心のクローンは作れないのではないかと感じました。クローンに自分がクローンだと認識させること難しそうですね。

なかなかいい映画でした。

動画

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