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映画『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』感想 車の窓ガラスを素手で? ※ネタバレあり

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『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』を観てきました。『アウトロー』に続く原作リー・チャイルドの「ジャック・リーチャー」シリーズの第2弾です。

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(C)2015 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.

作品情報

公開:2016年

時間:1時間58分

監督:

トム・クルーズとは「ラスト・サムライ」で組んでいます。 

 登場人物

ジャック・リーチャ主人公ジャック・リーチャー(トム・クルーズ)
元陸軍内部調査部少佐

スーザン・ターナー(コビー・スマルダーズ)
現陸軍内部調査部少佐。ジャック・リーチャの後任

サマンサ(ダニカ・ヤロシュ)
ひょんなことからジャックの娘として狙われてしまう

エスピン中尉(オルディス・ホッジ)
元ジャックの部下であり、現在スーザンの部下。スーザンが罪の疑いが掛かり軍の組織人として忠実に対処する

・悪党

ハークネス将軍(ロバート・ネッパー)
今回の黒幕。武器の横流しを行っていると思いきや武器の中に意外なものが隠されていた

モーガン(ホルト・マッキャラニー)
大佐。悪の組織と繋がっている

ザ・ハンター(パトリック・ヒューシンガー)
元軍人でプロの殺し屋。ジャック・リーチャーを執拗に追いかける。(戦いたいのならサマンサを離せと思いました)

 

 Wikipediaにジャック・リーチャーの人物像がありましたので転載します。

経歴

  • ベルリンの米軍基地で、アメリカ海兵隊員の父とフランス人の母の間に生まれる。ウェストポイントの陸軍士官学校を卒業後、13年にわたって米陸軍憲兵隊で犯罪捜査官として働いていた。陸軍を除隊してからは流れ者となり、アメリカ全土を放浪している。

性格

  • ストイックで寡黙、孤独を好む。怒りをあらわにすることはほとんどない。正義のためなら、手段を選ばず悪を罰するが、良心の呵責といった感情は持ち合わせない。

能力

  • 時計なしに時刻を知る鋭い能力。いつでも思った通りの時刻に起きることができる。
  • 特定の武術のエキスパートではないが、様々な格闘技に熟練した能力を発揮することができる。
  • 優れた狙撃能力。軍のライフルやピストルの射撃大会での優勝経験を持ち、拳銃のインストラクターも務めていた。いろいろなタイプの火器、銃・武器について精通している。
  • 鋭い観察眼を持ち、敵との対決で発揮される。

ジャック・リーチャー - Wikipedia

 確かに時計を見ることはないですね。ライフルの腕前は前作「アウトロー」で披露されています。

 

感想

ちょっとテンポが速かった

テンポが速かったせいか少し内容の理解に戸惑ったところがありました。英語が理解できれば問題ないのかもしれません。 MP(憲兵)が良く分からなかったのですが、内部調査部のことなんですね。自宅で調べました。

出演

 予告編でも紹介されている冒頭シーン「90秒で2つのことが起こる」のところは、「トム・クルーズだ!」という感じでゾクゾクしてしまいました。保安官をニラむ目つきは「アウトロー」のジャック・リーチャーと言うよりも「コルテラル」のマックスを思い出しました。全編を通じてトム・クルーズの二ヤケが無く厳格な雰囲気が多かったです。アクションは、一発一発が重くて適格な感じがして迫力がありました。膝を攻撃するところは注目です。相手を歩けなくするためだそうです。

「コルテラル」より
強面です

 ヒロイン役のスーザン・ターナーは、なかなか良かったです。美人で強いって魅力的です。格闘も随分トレーニングしたらしく身のこなしがスムーズでした。痛々しいシーンでも「あー可哀想」ってならなかったということは強さが演じられてしたということです。

ジェイソン・ボーンが頭に浮かんだ

「インフェルノ」もそうだったんですが、観賞中に「ジェイソン・ボーン」を頭に浮かんでしまうんです。ちょっとジェイソン・ボーン病にかかったようです。殺し屋に追われて逃げるシーンや格闘のシーン、軍内部に味方を付ける設定など「ジェイソン・ボーン」と似ていると思ってしまうのです。こういうテンポの速いサスペンスものは大体同じ感じになってしまうのかな。

前作「アウトロー」との比較

前作「アウトロー」はジャック・リーチャーという人物を堪能するのには、とても良く出来た作品でした。今作品は、ジャック・リーチャーの個性にスーザンとサマンサという女性が強く影響を及ぼすというところが見どころとなっています。「アウトロー」も観ることをお勧めしますが、今作品と関連があまりないので、後に観ても十分に楽しめると思います。「アウトロー」は以前記事に書いていますが再度見直して改めて良い作品だと感じました。あの冒頭の射撃シーンとカーチェスはぜひ観るべきです。

ジャック・リーチャーとうい人物像

ジャック・リーチャーの移動手段と言えばヒッチハイクなんですが、ここが凄く面白く感じていて、これだけ出来る男が40歳にもなってヒッチハイクはないだろうと思うんです。そういうところで人物像を少し現実離れさせて架空のスパーヒーローに仕立てている。生身の人間でありながら正義のヒーロー。そう西部劇や時代劇と同じ設定なんです。

車のガラスの割か方

本編中に車のガラスを拳で割るシーンがあるんですが秘密があったようです。

ガラスの割り方

『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』ジャック・リーチャーの流儀 -窓ガラスの割り方- - YouTube

他にも謎解き動画が上がっています。観賞中に「あれ?」と思った答えがあるかもしれません。

『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』 - YouTube

見どころ

身に覚えのない子供の登場とその母親との関係、くっつくようでくっつかないスーザンとの関係。ジャック・リーチャーの女性関係がいくつか描かれていて大きなアクセントとなっています。また次々と登場するアクションシーン、特に格闘シーンは印象に残りました。最後の決め手もサマンサの覚えたての技でした。最後はまさかの展開で、自分の子供でもないサマンサを抱擁するシーンがあります。ここはジーンを来るものがありました。

IMAX&パンフレット

IMAXで観たんですが通常でも良かったかなと思います。あとパンフレットには映画のストーリーに関しての補足がほとんどなくキャストの紹介とメイキングの内容だけだたので期待外れでした。

最後に

前作の『アウトロー』とは随分と違った趣向だったんですが良かったんじゃないですかねー。ただそれはトム・クルーズの存在が大きいような気がします。偉大なアクションスター、トム・クルーズ少し衰えも見えてきてはいますが今後も素晴らしいアクションを続けて欲しいと思います。

予告動画

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