現在第5作目の『トランスフォーマー 最後の騎士王 』が公開されています。これを機会にこれまでのトランスフォーマーの歴史を簡単に振り返ってみます。
トランスフォーマーの歴史
- 1980年前半、日本のタカラ(現タカラトミー)が変形合体ロボット玩具『ダイアクロン』と変身サイボーグ『ニューミクロマン』を販売。
- アメリカのハズブロ社がタカラと業務提携し、他社の変形ロボット玩具と共に『TRANSFORMERS』として販売。北米を中心に大ヒット。
- 『TRANSFORMERS』を『超生命体トランスフォーマー』として日本に逆輸入。
- 2007年ハリウッド実写版『トランスフォーマー』が公開。監督スティーブン・スピルバーグ。2017年8月に第5作が公開。
日本⇒アメリカ⇒日本という経緯があるようです。アメリカで大ヒットを収めてからハリウッド映画に世界的人気の『トランスフォーマー』となっていく訳です。
ダイアクロン
トランスフォーマーの大基のダイアクロンの模型です。地球侵略を狙うワルダ―軍との抗争を描いています。色合いはオプティマスプライムに似ています。
正しいことには勇気を持って行動しよう!
平和を愛するやさしい心をわすれるな!
ワルダー軍団と戦おう!
ダイアクロンとは|ダイアクロン オフィシャルサイト|タカラトミー
ニューミクロマン
ミクロアースに住んでいた変身サイボーグミクロマンと、惑星征服を企てるアクロ星人(アクロイヤー)との激しい抗争が描かれています。
ニューミクロマンについては、こちらのサイトに詳しく記載されています。
YouYubeで映像がありましたのでそちら見て下さい。
ニューミクロマンの基となった1970年代のミクロマンのCMです。(とても懐かしい)
TRANSFORMERS
TRANSFORMERS玩具のCMです。
超生命体トランスフォーマー
逆輸入されたトランスフォーマーです。舞台はニューヨークで日本語吹き替え版です。
こちらはタカラトミーのトランスフォーマーサイトです。
実写版トランスフォーマー
2017年8年公開の『トランスフォーマー 最後の騎士王 』が第5作目です。第1作から映像もストーリーもスケールアップしていく流れで、どれも期待を裏切らない作りになっています。よく続編が路線を外したりして期待外れという事がありますが、このシリーズに関してはそういう問題はありません。
全作品が惑星サイバトロンのエイリアンの闘いを描いていて「オートボット(正義)」VS「ディセプティコン(悪)」で構成されています。「オートボット(正義)」のリーダーがオプティマスプライムと「ディセプティコン(悪)」のメガトロンの抗争が中心となっています。正義勝つというお決まりの結末は観ていて安心できます。「ディセプティコン(悪)」は種族の保存の為に地球の侵略を試みているのですが、「オートボット(正義)」によって阻止されています。そもそもサイバトロンでは生命体がいる惑星を侵略してはいけないという規則があり、その精神を受け継ぎ「ディセプティコン(悪)」から、人類を守ってくれます。
主人公は1~3作までがサム・ウィトウィッキー(サミュエル・ジェームズ)で
第4作『トランスフォーマー ロストエイジ』からはケイド・イェーガー(マーク・ウォールバーグ)になっています。
では、これまでの作品すべてのトレーラーでそのスケールアップの様子を観てみましょう。
『トランスフォーマー』(2007年)
アニメの世界を実に見事に実写版にしています。登場人物のキャラクター設定もユーモアがありとても良く出来ています。
『トランスフォーマー リベンジ』(2009年)
エジプトが舞台になり、あのピラピッドが壊されます。
『トランスフォーマー ダークサイド・ムーン』(2011年)
人類が1972年以降から月面探査を行っていない理由が明らかになります。
『トランスフォーマー ロストエイジ』(2014年)
恐竜がトランスフォーマーします。『ジュラシック・パーク』のメカ版です。
『トランスフォーマー 最後の騎士王 』(2017年)
現在公開中
ストーリーは子供の頃観ていたヒーローものに大人のエッセンスを加えた内容なのですが、次々と驚きのシーンが登場してきて、その創造性には感服します。
正義vs悪は人類の永遠のテーマで最もエキサイティングなものなのですが、トランスフォーマーは、そこにロボット・自動車・飛行機・第4作では恐竜と、男の子が興味を持つものを集合させた最強ヒロースペクタクルなのです。
Netflixなどの動画配信では第4作まで観ることが出来るのでまとめて観るてみるのもいいと思います。
大人は、人類が行ってきた侵略戦争と照らし合わせて観ると面白いと思います。