キネマの館(ヤカタ)

映画 いくつもの感動と出会い

未来のVR(仮想現実)が登場する映画作品集 ー6作品ー

スポンサーリンク

2016年VR元年とも言われ早1年が経過しました。VR(仮想現実)のアトラクションが所々で見られるようになっています。映画でもVR(仮想現実)が登場する作品は公開されています。 

映画の世界ですので、今使用されているようなゴーグルタイプのものではなく直接神経に繋いだり、全身スーツを着たりしていて想像を掻き立てられます。

ゼロの未来(2013年)

装置タイプ:全身スーツ

フリーのプログラマーのコーエンが手に入れたスーツ。そのスーツを着ると夢の世界に旅することが出来きます。日々終わりのないプログラミングで精神が疲れ果てた彼に至福の時が与えられます。

この全身スーツは、ちょっと笑えます。

映画『ゼロの未来』感想 近未来のコンピューター社会を哲学的に描いた作品 ※ネタバレあり - キネマの館

マトリックス(1999年)

タイプ:椅子・薬・神経接続

大手ソフトウェア会社に勤めるトーマスに、ある日突然の謎のメールが届く。間もなくしてトリニティという女性が彼の前に現れ、今生きている世界は仮想の世界で実の世界ではないと告げられる。

仮想現実という言葉はこの作品で広まったのではないでしょうか。銃弾をスローで仰け反ってよけるシーンはこの作品の注目シーンです。仮想現実に入るというよりも仮想現実から抜けるという内容です。

ダイバージェント(2014年)

タイプ:椅子&薬

人類が5つの派閥に分類され社会が構築されている未来。人々はある年齢になるとその5つのどの派閥に適正が合っているかテストされる。このテストで使用されるのが仮想現実の装置で、仮想体験でどのように判断し行動するかを試されます。

描かれている社会が近い将来訪れるのではないかと思える内容です。

映画『ダイバージェント』感想 人間が分類管理される未来 ※ネタバレあり - キネマの館

ザ・セル(2000年)

タイプ:全身スーツ・宙吊り

ジェニファー・ロペスが主役の捜査官を務めるサスペンス作品です。猟奇殺人の容疑者の意識の中に入り込み犯罪を食い止めるという内容です。奇妙なスーツを着せられて宙に吊られて意識の世界に入ります。意識の世界では現実ではあり得ない想像の事象が次々と起こります。ジェニファー・ロペスの魅力も満載です。子供向きではない作品。

サロゲート(2009年)

タイプ:椅子

脳波でロボットを遠隔操作できる未来。人々は部屋で遠隔操作の装置に座り代理のロボットが社会活動を行う。ロボットは年を取らないのでいつまでも若々しい姿で他人と接することが出来る。

若いブルース・ウィリスが観られます。

映画『サロゲート』感想 ブルース・ウィリス主演近未来のロボット社会 ※ネタバレあり - キネマの館

アバター(2009年)

タイプ:カプセル

巨匠ジェームス・キャメロンの大ヒット映画です。地球のエネルギー問題の解決の鍵を握る衛星パンドラで人造生命体アバターに神経を接続して遠隔操作で、その衛星の原住民族ナヴィに近づきます。アバターを操作するジェイクは元海兵隊員で戦場で下半身不随となる怪我を負っていた。 

舞台となる衛星パンドラの神秘的な美しさは、観ていて人間が立ち入るべきではないと感じる程です。施設内の機器が豊富で未来のコンピュータ像に興味ある人は観る価値あり。f:id:kousuku:20170914233846p:plain

映画『アバター』感想 素晴らしい映像美!さすがジェームズ・キャメロン ※ネタバレあり - キネマの館

 

以上、6作品の紹介でした。未来の仮想技術は映像の視覚効果だけに留まらず、他の感覚への効果も行われるように描かれています。アバターのような人造生命体と繋がるようになるのは夢の世界だとは思いますが、こういう未来技術を観るとワクワクしてしまいます。