キネマの館(ヤカタ)

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映画『大逆転』感想 エリートと浮浪者の立場を入れ替えたらどうなる? ※ネタバレあり

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Netflixにダン・エイクロイドとエディ・マーフィ共演の『大逆転』がありましたので、懐かしさのあまり観賞しました。1983年の古い映画ですがとても面白いコメディ映画です。

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作品情報

公開:1983年

時間:1時間53分

監督

主なキャスト

『ビバリーヒルズ・コップ』で有名なエディ・マフィーですが、彼のコメディーの才能が存分に楽しめるのは、この『大逆転』だと思っています。

ウィンソープ(ダン・エイクロイド)

バレンタイン(エディ・マーフィ)

オフィーリア(ジェイミー・リー・カーティス)

コールマン(デンホルム・エリオット)

ランドルフ・デューク(ラルフ・ベラミー)

モーティマー・デューク(ドン・アメチー)

 

感想

この映画は学生時代に劇場で観たもので、その後エディ・マーフィは大ブレイクしたのですが、彼を語るにはこの作品は忘れてはいけないくらいにすばらしい作品です。共演のダン・エクロイドもその時代を代表するコメディ俳優で面白くない訳がないだろうという感じです。

2大コメディ俳優の共演はさることながら、この作品はストーリーが最高にいいのです。

登場人物

デューク兄弟
兄ランドルフと弟モーティマーでデューク&デューク商品仲買会社の会長を務める大富豪。 この兄弟が人間は生まれ持った才能で脳力が決定されるの環境で決定するのか?を賭けるのです

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その賭けのターゲットになったのが、デューク&デュークのエリート社員のウィンソープと黒人浮浪者のバレンタイン。

黒人浮浪者のバレンタイン(左)とエリート社員のウィンソープ(右)

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彼らの立場を入れ替えてしまうんです。

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パンフレッド写真のように2人の立場を入れ替えてしまうのです。

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突然エリート社員になったバレンタインは初めはその生活に慣れなくて面白い行動をとります。

  • 盗まれると思い使用人に物を預けられない
  • 家の物をポケットに入れる
  • 3万5千ドルの花瓶を割って試してみる。叱られなければ自分の物。

 

仕事に関しては持ち前の頭の回転の速さで市場を読み成果をあげていき信頼を得ます。

悲惨なのはウィンソープ。デューク兄弟の手下どもにハメられて刑務所送りにされ、出所してからも銀行口座は凍結されクレジットカードも没収されるというどん底に陥れられるのです。精神面を考慮すると浮浪者だったバレンタインよりも悲惨です。

追い詰められたウィンソープは、クリスマスの夜に自殺を決意します。

 

人は環境を与えてやれば、それなりに活躍するという結論に達します。

 

この作品のいいところは本当の大逆転(Trading Places)が、ここから始まるというところです。大逆転が2段階設定いるのです。

あとは、観てのお楽しみということで

 

エディ・マーフィのファンの方はもちろん、爽快なコメディを観たい方に超お勧めです。

 

予告動画

youtu.be