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映画『リピーテッド』感想 一日おきに記憶がリセット ※ネタバレあり

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ニコール・キッドマン主演の『リピーテッド』の感想です。記憶が朝には無くなってしまうという記憶障害のサスペンス作品です。

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(C)2013 BEFORE I GO PRODUCTIONS, INC.

作品情報

公開:2014年

時間:1時間32分

監督:ローワン・ジョフィ - 映画.com

主なキャスト

ある事故で記憶喪失:クリスティーン(ニコール・キッドマン)

クリスティーンの夫:ベン(コリン・ファース)

クリスティーン医師:ナッシュ(マーク・ストロング)

クリスティーンの親友:クレア(アンヌ=マリー・ダフ)

クリスティーンの息子:アダム(ディーン=チャールズ・チャップマン)

 

あらすじ

朝目覚めたれば今までの記憶が消失してまう記憶障害に陥っていたクリスティーンは夫ベンの援助のもと2人で暮らしたいた。記憶が1日に消えてしまうため毎朝ベンからの1年前の事故で記憶障害になったことを説明される。

クリスティーンのこの症状を同僚から知らされていた神経心理学者のナッシュは街で偶然出会ったクリスティーンに無料で治療に協力すること申し出る。そしてベンと同じように毎朝クリスティーンに毎日撮らせているビデオ日記を観るように指示していた。ナッシュと接触していくうちに夫のベンが何か隠していることに気付き始める。

感想

記憶障害の映画で思い出すのはガイ・ピアースの『メメント』とミラ・ジョボビッチの『フェイシズ』です。『メメント』は10分だけしか記憶できないという話で『フェイシズ』は顔を認識できないというものです。どれもストーリー設定が異なっているので面白いです。記憶がないということで監禁状態が作り上げられています。

朝起きると20歳くらいの記憶しか残っていないというストーリーですが、人というのは記憶頼りで活動していることが多いので、毎回自分の症状を聞きショックを受けそこから行動するというのは相当疲れるのではないかと思います。

ストーリー展開は、早めに夫のベンが怪しいとわかってしまいますので、すぐそばに犯人がいるというスリルがメインになります。

クリスティーンとナッシュはビデオ日記と写真で記憶を補おうとします。

ベンが偽物であるとわかっても1日で片を付けないと忘れてしまうので心の中で応援して観てしまいます。

ナッシュは怪しいとわかっているのだから同居している人物が誰なのかもっとしっかりと調べれば直ぐバレる話なんですけど、そうした場合ニコール・キッドマンのスリリングな表情が観れなくなってしまうので、まぁこれで良かったんだと納得します。

 

冒頭からニコール・キッドマンの眼球のドアップから始まる作品ですのでファンの方にはお勧めです。

予告動画

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