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映画 いくつもの感動と出会い

映画『ビッグ・リボウスキ』感想 コーエン兄弟らしい風変わりなコメディ作品 ※ネタバレあり

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前回に引き続きコーエン兄弟作品です。1998年公開の『ビッグ・リボンスキ』です。コーエン兄弟のコメディ色が思う存分発揮された作品です。出演者も豪華顔ぶれとなっています。

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作品情報

公開:1998年

時間:1時間57分

監督

主なキャスト

ジェフリー・“デュード”・リボウスキ(ジェフ・ブリッジス)
ウォルター・ソブチャック(ジョン・グッドマン)
セオドア・ドナルド・“ドニー”・カラボッソス(スティーヴ・ブシェミ)
ジェフリー・リボウスキ(デヴィッド・ハドルストン)
モード・リボウスキ(ジュリアン・ムーア)
バニー・リボウスキ(タラ・リード)

 

あらすじ

ロサンゼルスで仲間たちとボーリングを楽しみながら暮らす不精者の ビッグ・リボウスキ、自称”デュ―ドは、ある日同性同名の大富豪と間違えられ見知らぬチンピラに自宅を襲撃される。どうももう一人のリボウスキの妻がお金のトラブルを起こしているらしい。事はこのまま過ぎかにおもわれたが、今度は大富豪のリボウスキの方から妻が誘拐され身代金を要求されているので代理人として取引に出向いてほしいと2万ドルで依頼される。デュ―ドは相棒のウォルターと共に取引に向かったが渡すはずのアタッシュケースではなく、ウォルターの汚れた下着が入ったボストンバッグを渡してしまう。そん中今度はリボウスキの娘モードから呼び出され事件の真相を聞かされる。

感想

舞台は1990年代はじめのロサンゼルス(天使の街)。自分のことを”デュ―ド(dude)”と称するロス1の不精者の中年独身男性ビッグ・リボンスキ。「時と場所にピッタリとハマる男」。

作品は、主人公ビッグ・リボンスキの紹介から始まりです。

”デュ―ド(dude)"とは「カッコいい」の意味。ここも英語を知っている人は笑えるところなのかもしれません。

登場人物一人ひとりがとても個性的で笑いの要素はたくさん込められているのですが、デュ―ドが細かいことを気にせずにそれなりにやり過ごしていくので、始めのうちは笑いの反応が悪いのですが、慣れてくれば安心して笑っています。

コーエン兄弟が役者さんにバカげたことを真顔で演じさせて楽しみながら作った作品ではないかと思います。

自宅でチンピラに襲われた時には、ジェフ・ブリッジスは便器に顔を何度も突っ込まれその時に持っていた牛乳パックは破裂し周りに牛乳が飛び散ったりとか

モード・リボウスキがデュ―ドを出迎える時は、ジュリアン・ムーアが宙を舞いながら絵を描いていたりとか

まー、おかしな場面が続きます。以外なのはスティーヴ・ブシェミの出番があまりなかったというか抑えられていたところで、コメディをやってくれるだろうという期待は裏切られます。セリフもほぼウォルターに遮られてしまいますから。

ちょっと風変わりな笑いをじっくり観て楽しむコメディ作品でした。

予告動画

youtu.be

JustWatch

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サントラ

The Big Lebowski: Original Motion Picture Soundtrack

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ホテル・カリフォルニア(ビッグ・リボウスキ)

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