キネマの館(ヤカタ)

映画 いくつもの感動と出会い

映画『神聖なる一族24人の娘たち』感想 アジアに近いのかな? ※ネタバレあり

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『神聖なる一族24人の娘たち』を観てきました。 

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作品情報

公開:2012年

時間:1時間46分

解説

ロシア西部のボルガ川流域で500年にわたって独自の言語と文化を守り続けてきたマリ・エル共和国の説話をモチーフに描いた作品。

神聖なる一族24人の娘たち : 作品情報 - 映画.com

・マリ・エル共和国

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マリ・エル共和国 - Wikipedia

感想

ロシアのの村の24人の女性たちのそれぞれの性物語を小刻みに描いた作品です。女性は全て'O'から始まる名前です。屈託のない素直な表現で性が健康的に描かれています。

どこにでもあるような出来事なんですが、大自然の中の小さな村という事で陰湿な感じが全くしません。日本もかつての同じように解放的だったとい認識です。田舎に行けばまだ解放的なところもあるのかな?川崎に巨大男性器を神輿に乗せて練り歩くというお祭りがありますが、海外の人からすると驚きだと思います。それに比べるとそんなに驚く内容ではなかったなー。

一番印象に残ったのは、姪っ子を女性らしくする為に自分の全身を擦った布て裸にした姪っ子を擦り、まだ未熟な彼女を魅力的にしてあげようと、御呪いをしているところです。初めは戸惑っていた姪っ子も最後は嬉しそうにしています。

 神聖という文字に惹かれ観たのですが、ごく普通の女性が描かれていたように感じました。神聖な部分は何処だったのだろうという感じです。英語タイトルが「Celestial Wives of the Meadow Mari」ですから「草原の地マリの素晴らしき女性」なのかな?

驚きや感動が少なかったということは、日本の女性が神聖ということなんでしょう。

公式サイト

24musume-movie.net