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映画 いくつもの感動と出会い

映画『オブリビオン』感想 未来の監視型ドローンが登場 ※ネタバレあり

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映画『オブリビオン』を観ました。トム・クルーズ主演で未来の荒廃した地球を舞台にしています。登場する監視機のドローンはとても攻撃力があり、いずれこのような兵器が開発されるのかと想像するとチョット怖いです。

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(C)2013 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.

 作品情報

公開:2013年

時間:2時間4分

監督

あらすじ

舞台は2077年、ジャックとヴィクトリアは記憶を抹消されて5年、人類の住めなくなった地球をスカブというエイリアンから守る任務に就いていた。任務を後2週間としたある日、監視ロボットのドローンが2機襲撃された。

50年前、スカブが自分達の星が死にかけたため地球侵略を行った。彼らが月を破壊した為、地球は津波、地震に見舞われた地球は荒廃した。人類は侵略を防ぐために核兵器で応戦し勝利するが、放射能汚染で地球には住めなくなった。生き残った者は宇宙管制センター「テット」を建設し仮居住とし、いずれ土星のタイタンに移住しようとしていた。

ジャックはいくつかの疑問を抱きながら残り2週間の任務をこなしていた。

舞台

 2077年3月14日〜

人物

ジャック・・・ドローンメンテナンス担当

ヴィクトリア・・・通信担当

サリー・・・宇宙管制センターの支配者(悪)

ビーチ・・・スカブのリーダー

ジュリア・・・墜落した宇宙船の乗組員。実はジャックの妻

建造物

テット・・・宇宙管制センター。臨時居住区。逆三角形

49タワー、52タワー・・・ジャックとヴィクトリアの地球上の基地

採水センター・・・テットが管理する海水を汲み上げる施設

オデッセイ・・・突然墜落した人類の宇宙船。ジュリアが乗っていた。

乗り物&アイテム

監視機ドローン・・・D166、D172、D185…

パトロール機 ・・・49号、52号

感想

登場人物は多くないですが、未来の飛行機、ドローン、バイク、建物の内装と目を奪われるものが多く非常に楽しめます。特にドローンは監視と言っても攻撃力が強く、ドローンを持つか持たないかで地球の支配権が決まっています。ストーリーも面白く最後は思いもよらない展開が待っています。トム・クルーズ演じるジャックはかすかに残る過去の思い出に囚われていて地球に住むことを夢見ています。一方、相棒のヴィクトリアは地球には未練が無く任務を終えてタイタンという人類の移住先に行くことを望んでいます。それは彼らの過去の出来事が影響しています。

最後の思いもよらね展開は、『月に囚われた男』を思い出しましました。今作品はその月が無くなって地球での任務となっていますがクローンという設定は同じです。ジャックが2人存在するので顔の傷と制服の番号はしっかりとチェックしておかないといけません。片思いのヴィクトリアは少し可哀想な気もします。

トム・クルーズのアクションもしっかりと入って、過去に囚われる男性と未来を見つめる女性の恋愛、本妻への揺るぎない愛とういドラマと格差、クローン、核戦争後の地球、未来技術と話題のSF要素を上手く取り入れたいい作品です。ご家族でも楽しめると思います。

ネタバレ

スカヴはテットがジャックとヴィクトリアに植えつけた作り話の中のエイリアンでジャックらが敵と見なしていた生き物は人類だった。2017年ジャック、ジュリア、ヴィクトリアらは、宇宙船オデッセイでタイタンの調査を予定していた。しかし謎の物体テットが現れ計画はテットの調査に変更された。サリーはその時の宇宙センターの通信相手。テットは生体反応の無い機械。調査のためテットに近づいたとき宇宙船の制御が効かなくなり、ジャックはジュリアを含む睡眠中の乗組員を船体から切り離し地球へと帰還させた。船を操縦していたジャックとヴィクトリアはテットに吸い込まれ、その後記憶を消され何千と複製された。複製されたジャックは人類をスカヴというエイリアンと思い込まされて次々と人類を殺していった。しばらくすると攻撃はドローンに代わり、ジャックとヴィクトリアはドローンの監視とメンテナンスを行うようになった。ジャック達に支持を送っていたサリーはテットが宇宙センターからの通信データを編集して作り変えたもの。

 

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