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映画『1408号室』感想 原作スティーブン・キングのオカルトサスペンス ※ネタバレあり

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スティーブン・キング原作の『1408』を観ました。4人が謎の死を遂げているドルフィンホテル1408号室での恐怖体験を描いたオカルトサスペンス作品。

 

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 (C)2007 The Weinstein Company, LLC. All rights reserved.

作品情報

公開:2007年

時間:1時間47分

監督

原作

主なキャスト

 

 サミュエル・L・ジャクソンは不気味な支配人を演じています。

あらすじ

過去に数名が宿泊して命を落としたというドルフィンホテルの1408号室。ある日オカルト作家のマイクのもとにドルフィンホテルの1408号室には宿泊するなというメッセージが届く。マイクはその部屋に宿泊した人数名が命を落としている事を知り、ぜひ自分も体験してようとこころみる。ホテルの支配人はかたくなにマイクの宿泊を止めようとするが、ついに部屋に入室することになる。すると想像を超える現象がマイクを次々と襲い、挙句の果てマイクの亡くなった娘が現れる。

いくつかの現象

  • 霊が現れる
  • 外壁を伝って隣の部屋に移動しようとするが窓がない
  • Faxから亡くなった子供の服が出てくる
  • ビデオチャットの自分が勝手に話しだす
  • 部屋の温度が下がり始める
  • そして海に打ち上げられている
  • 亡くなった娘が現れる 
  • 首吊り用の縄が吊られている
 

感想

スティーブン・キングの原作ということで彼らしい想像の世界のオカルトサスペンスです。日常どこにでもある舞台をオカルトサスペンスに作り上げます。今作品はNYのホテルが舞台で次から次へと想像だにしない出来事が起こります。この奇妙な出来事の連続が観るものを引き込んでいきます。

始めの現象は、勝手にラジオが鳴ったりしてよくある流れ何ですが、徐々に大袈裟になりこれでもかこれでもかと畳みかけてきます。まるで観ている者の予想に挑んでくるような感じです。

主人公マイク演じるジョン・キューザックの表情の変化は、この映画の見せ所の一つです。単なポルタ―ガイスト現象ではなく主人公マイクの思い出したくない記憶と関連した現象というところが物語のミソになっています。

最後は幻覚と思っていた現象が真実だったことを示す証拠が出てきて終わります。その後のマイクの精神状態が気になってしまう作品です。

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