Netflixで『マイノリティ・リポート』を観ました。監督 スティーブン・スピルバーグ、主演 トム・クルーズ面白くないはずはありません。
Moviestore Collection/AFLO
作品情報
- 公開:2002年
- 時間:2時間25分
- 監督
- 主なキャスト
あらすじ
2054年のワシントンD.C.が舞台。殺人犯罪はプリコグ(予知能力者)の予知能力を利用したシステムによってほとんどが防がれている時代。ジョン・アンダートン(トム・クルーズ)は、誘拐された息子の事件をきっかけに殺人予防局でチーフとして勤務している。
ある日プリコグの予知に自身が殺人者として映し出される。逃走しながら理由を追い詰めていくジョンは、マイノリティ・リポート(少数派意見)として削除されているプリコグのイメージが存在することを知る。
未来の技術
映画で描かれていた未来の技術を紹介します。
-
人の認証は、網膜認証で行われていいます。
-
PCのスクリーンは、ウォールスクリーンという大きなスクリーンで、両手の動きで画面操作をしています。
-
新聞は、大きさは今の新聞と同じなのですがペーパースクリーンとなっています。
-
車は、自動運転でビルの壁の移動も行っています。
-
犯罪予防システムにより、計画的殺人事件は0%と報告されています。
- 網膜認証機能付きのスパイダーという小さな捜索ロボットが熱感知して人を探し出します。
感想
映画の展開、音響でスピルバーグの映画だと感じられます。『バック・トゥー・ザ・フィーチャー』や『ジェラシック・パーク』など何本も彼の映画を観てきた世代なので安心感があります。特にジョンが逃走中に犯罪予防局の捜査官とマンションの部屋から部屋へと飛び回るシーンなどはユーモアもあり、まさにスピルバーグという感じです。
トム・クルーズのアクションもみどころの一つです。カッコいい俳優の優等生のような人です。
映画の中でトヨタ自動車の「LEXUS」がちょこっと登場したりして小さな楽しみも散りばめられています。
年に数回、透視能力で過去の犯罪を解決する番組をやっていますが未来予知はどうなんでしょう?プリコグは麻薬中毒者の子供、彼女を利用して殺人予防をするジョンは中毒者というまるで麻薬の力で予防している感じです。
最後まで結末がわからないサスペンスSF映画です。スピルバーグとしてはちょっと大人向きな作品です。
予告動画
Amazonビデオ