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映画『ブレイクアウト』感想 ニコラス・ケイジ、ニコール・キッドマン共演作 ※ネタバレあり

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 ニコラス・ケイジとニコール・キッドマンの二大スター共演の映画『ブレイクアウト』の感想です。

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 (C)2011 TRESPASS PRODUCTIONS, INC. All Rights Reserved.

作品情報

公開:2011年

時間:1時間31分

監督

主なキャスト 

カイル・ミラー(ニコラス・ケイジ)
サラ・ミラー(ニコール・キッドマン)
エイヴリー・ミラー(リアナ・リベラト)
エライアス(ベン・メンデルソーン)
ジョーナ(キャム・ギガンデット)
ペタル(ジョーダナ・スパイロ)
タイ(ダッシュ・ミホク)

 

あらすじ

宝石ディーラーとして成功を収め、妻サラと娘のエイブリーと豪邸に暮らすカイル。ある日の夜、武装した4人組の覆面強盗が押し入り、カイルが金庫に保管しているダイヤモンドを出すよう強要する。しかし、家族を人質にとられても要求に従えない秘密を抱えていたカイルは、数々の商談で培ってきた巧みな交渉術を駆使して犯人グループに心理戦を仕かけるが……。

ブレイクアウト : 作品情報 - 映画.com

感想

2大スターの共演作、脚本にいくつかトリックが仕掛けてあって、それなりに楽しめました。

注意!いきなりネタバレです。観る予定の方は読まない方がいいです。

 

そのトリックとは

  • 大豪邸なのにお金がない
  • 旦那が仕事で失敗したことを女房に偽っている
  • 犯人の一人が女房と顔見知り
  • 犯人グループのリーダー格は実は組織から追われる身
  • 犯人グループのリーダー格は弟に裏切られている
  • 弟は精神病患者で女房を自分が出来ていると思い込んでいる

登場人物は各々裏の顔を持っています。金庫内のダイヤモンドを奪って逃走するという犯人グループの計画が狂い始めると、次々と各々の裏事情が露呈されていきます。

女房も裏の顔を持っているというふうに思わせておいて実はそれは弟の幻覚だったという、観ている者も翻弄されます。

上記に上げたトリック的展開とニコール・キッドマンの叫び声、ニコラス・ケイジの負傷シーンで構成された作品です。

 ニコール・キッドマンの美しさが今一つ冴えていなかったのは共演者のニコラス・ケイジとの相性があまり良くなかったのかな?

最後は、大量のヘソクリが出てくるのですが、なんと家族を守るために焼いてしまうといます。家族への深い愛情を描いた作品です。

父親が体を張って家族を守る点が、『トランジット』に似ていたように思えました。

予告動画

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