映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』がNetflixで配信されていたので観てみました。第88回アカデミー賞では6部門の授賞作品です。今月(2016年4月)は、同じくアカデミー賞授賞作品『スポットライト』、『レヴェナント:蘇えりし者』が公開でしたので同じ時期に観れて良かったです。
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昨年(2015年)すでに公開されていますので、楽しまれた方も多いのではと思いますが感想を書きたいと思います。
『スポットライト』、『レヴェナント:蘇えりし者』は劇場で観た感想をブログに書いています。
簡単な説明
「マッドマックス」シリーズの27年ぶりの第4作目です。
舞台は、核戦争で地球が汚染された未来。資源を支配した独裁者にとらえられたマックスが逃亡を図る女性(ワイブス)と共に独裁者ジョーに立ち向かう。
監督・注目のキャスト
監督・脚本:ジョージ・ミラー
男優:トム・ハーディ
女優:シャーリーズ・セロン
監督ジョージ・ミラーは『マッドマックス』の生みの親。元医学生だったといのも有名です。マッドマックス全シリーズを手掛けています。
主演は、今回初めてメル・ギブソンからトム・ハーディに変更されています。トム・ハーディは、『レヴェナント:蘇えりし者』でも出演しています。
女優のシャーリーズ・セロンは、背も高くキレイな女優さんだなと思って過去作品を調べたら『モンスター』に出ていました。『モンスター』は観た事はあったのですが、どこに出てたのかと思ったら、なんとメイクして殺人鬼を演じていたんですね。こんな美貌を殺人鬼にするなってもったいない。
感想
印象に残ったシーン
「マッドマックス」シリーズは、特に『マッドマックス2』から奇抜な恰好がエスカレートしていてちょっと気持ち悪い感じもします。(でもこのスタイルはいろいろな作品に影響を与えているようです。)
水とガソリンを積んだタンクトレーラーは『マッドマックス2』を彷彿します。まだどの作品も観ていないので、どれか観ようとを思っているのなら『マッドマックス2』を観るべきです。
砂漠の中を走行するシーンは、広大で静寂な自然の中で追われることによってスリルが倍増されます。これがマッドマックスの良さです。
1作目から観ている人にとっては愛車V8インターセプターがマックスの手に戻らず大破してしまうのはちょっと残念でしたが、そういう期待を裏切るのもこの作品の良さだと思います。
この映画は、アカデミー賞の6部門を授賞しています。
- 衣装デザイン賞
- 美術賞
- メイクアップ&ヘアスタイリング賞
- 編集賞
- 音響編集賞
- 録音賞
出演者の奇抜な衣装と全編を通してスリリングな逃走劇で構成していますので上記の賞は納得は出来ますが、『スポットライト』『レヴェナント:蘇えりし者』と比較すると私にとってはちょっと物足りなかったという感じです。3Dとかで観るとまた違っているのかもしれません。娯楽として単純に楽しめる映画です。
ストーリーではマッドマックスは1作目のスリル感が強すぎてどうしてもそれと比較して観てしまいます。