映画『スーサイド・スクワッド』感想キュートでサイコな悪党ハーレイ・クインをIMAX3Dで観てきました ※ネタバレあり

映画『スーサイド・スクワッド』をIMAX３Dで観てきました。悪党キャラクターが少しづついい人になっていきます。

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作品情報

公開：2016年

時間：2時間3分

監督

主なキャスト

登場する人物をまとめた記事です。

映画『スーサイド・スクワッド（Suicide Squad）』登場人物を整理しました - キネマの館

あらすじ

バットマン、スーパーマンに捕らえられたスーパー・ヴィラン（超悪党）達が政府組織 A.R.G.U.S.のトップのアマンダ・ウォーラー（ビオラ・デイビス）から、ある危険なミッションを命じられる。個性豊かな凶暴な悪党たちは立ちはだかる巨大な力に心を一つにして挑むこととなる。

感想

IMAX３D

４DとIMAX版で公開されているようですが、今回はIMAXで観ました。シン・ゴジラや乗り物中心の映画のように会話とアトラクション稼働シーンがはっきりと分かれている作品は４Dがいいと思いますが、２つのシーンが同時になっている作品ではアトラクションが集中の邪魔になるので避けるようにしています。今作品はヘリのシーンが多かったので４Dでも楽しめたのかもしれませんが、ストーリーと音響重視ということでIMAXを選びました。音響では大迫力音量が少なかったように思いました。ストーリーはキャラクターの紹介（回想）シーンがところどころで入るので集中出来た方がいいと思います。３Dは、のけ反ってしまうようなシーンはありませんでしたが輪郭がはっきりするので見やすかったです。４DよりIMAXが無難だと思います。

ストーリーについて

この悪党組織の結成の経緯が少し分かりづらかったです。魔女エンチャントレスが反逆を起こしたからスーサイド・スクワッドを結成したのか、結成を進めていた時に反逆を起こしたのかわからなくなってしましました。最終的には、結成を進めていたスーサイド・スクワッドのメンバーのエンチャントレスが反逆を起こし、その反逆を抑えるためにスーサイド・スクワッドを発動したということだと思っています。間違っていたらごめんなさい。

スーパー・ヴィランの能力が人間離れしたものと人間的なものがあり、そのバランスが初めはヘンな感じなんですが、除々に慣れてきます。作品の大半がキャラクターの紹介を描いているので、ストーリーが貧弱になるのは仕方ないことなのかもしれません。その分、今後のDCコミック作品の展開に期待しましょう。

キャラクター

目玉はデッド・ショットとハーレイ・クインとでした。デッド・ショットの早撃ちでゾンビのような悪者を次々と撃ちまくるのも凄かったのですが、そんな悪者をバットという一見弱そうな武器で殴り倒すハーレイ・クインも素晴らしいです。「バットで倒せないだろう」と考えちゃいけないです。精神科医ハーリーン・クインゼルだったころの美貌が、真っ白に病んだハーレイ・クインになってしまって勿体無い気もしました。

序盤はあまり目立たないのですが、結局のところ最もスーパーパワーを持っていたのがエル・ディアブロで、しかも体も変貌するというおまけ付きです。このキャラクターが悪役退治のキモでもありました。縄使いのスリップ・ノットの死に方があっけなかったので、もう少し技を魅せて欲しかったなと思いました。

とにかく訳もなく強いスーパー・ヴィラン、私の中ではいつの間にかスーパー・ヒーロー＆ヒロインになってそれぞれの個性を披露してくれました。