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映画『パニック・トレイン』感想 時速160キロの暴走列車のサスペンス作品 ※ネタバレあり

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Netflixで『パニック・トレイン』を観ました。列車を舞台にしたサスペンス作品は、限られた移動空間での閉塞感とそこで生まれる見知らぬ者同士の猜疑心で緊張感が高まり楽しませてくれます。

作品情報

公開:2013年

時間:1時間33分

監督:オミッド・ノーシン

主なキャスト

救命医師:ルイス・シェーラー(ダグレイ・スコット)

Dougray Scott Picture

ルイスの息子:マックス(ジョシュア・カイナマ)

Joshua Kaynama Picture

居合わせた女性:サラ(カーラ・トイントン)

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地下鉄の清掃作業員:ヤン・クリモウスキィ(イド・ゴールドバーグ)

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老紳士:ピーター・カーマイケル(デヴィッド・スコフィールド)

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老婦人:エレイン(リンゼイ・ダンカン)

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あらすじ

 舞台はイギリス、タンブリッジ・ウェルズ行きの列車内。医師ルイスとその息子マックスの帰宅途中、下車する予定の駅で列車は停車せずそのまま通過してしまう。車内を調べると車掌の死体が発見される。取り残された乗客6人の運命は…。

 

感想

ほとんどが電車の中で撮られている作品です。サスペンス感よりも犯人はどんな人物だろうというミステリー感の方が強かったです。列車映画には付き物の登場人物の人間模様をメインとして描いていてアクションは期待してはいけません。

何者かが列車を乗っ取りノンストップで運転します。ルイスたち6名の乗客はあらゆる手段を試み列車を停めようとしますが、ことごとく失敗します。

  • 非常装置でも停まらない
  • 駆動が電気からディーゼルに切り替えられている
  • 手動ハンドブレーキでも停まらない
  • 警察の対応でも停まらない

終着駅までに列車を止めなければ時速100キロを超えたまま衝突する可能性が高い。そういう状況の中で一般の6名が出来ることは?

こういう作品の場合は、警察や鉄道員という人物が登場するのですが、今作品はそういう専門知識がある人物が一切登場しないところに面白みがあります。その分地味な演出となっているのですがつまらないと思いません。

不正乗車しているヤンと老紳士ピーターは、始めは反りが合わないのですが徐々にお互いの良いところを認め心を通わすようになっていきます。協調性に欠けていたヤンが命を懸けて行動するようになっていくというサブストーリーも用意されています。

ラストは2人が命を落としてしまうのですが、なんとか列車を停めるることが出来、ほっと安心しての終わりでした。犯人はほんの少しだけの登場であくまでも焦点は乗客にあります。原題が 「Last Passenger(最後の乗客)」なので『パニック・トレイン』よりシックリとします。過激な演出が少ない分、列車内の人間模様(猜疑心)を楽しむ作品でした。

予告動画

youtu.be

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