キネマの館

映画 いくつもの感動と出会い

『ダークタワー』感想 心で撃つ銃弾は輝きを守る ※ネタバレあり

スポンサーリンク

スティーブン・キングの長編作品の映画化です。小説は読んでいないのですがしっかりと楽しめました。スティーブン・キング作品でヒーローアクションものを観賞すれとは意外でした。

http://eiga.k-img.com/images/movie/87572/photo/ee21c6944bbe1695/320.jpg?1510807947

作品情報

公開:2017年

時間:1時間35分

監督

主なキャスト

タワーを守るガンスリンガー:ローランド(イドリス・エドバ)

タワーの崩壊を目論む男:ウォルター(マシュー・マコノヒー)

別次元の世界が見える少年:ジェイク(トム・テイラー)

あらすじ

ニューヨークで暮らす少年ジェイクは不思議な夢に導かれ、時空を超越する荒廃した異世界に迷い込んでしまう。現実世界と密接するその世界では、世界の支柱である「タワー」を巡り、タワーを守る拳銃使いの戦士=ガンスリンガーのローランドと世界の崩壊をもくろむ黒衣の男ウォルターが壮絶な戦いを繰り広げていた。

ダークタワー : 作品情報 - 映画.com

感想

暗黒の悪の組織から人類を守るという、スティーブンキングの代名詞とも言えるモダンホラーとは異なる作品です。同じ長編作品の『ザ・スタンド』とは、悪との戦いという点はで類似しています。

結論から言えば、面白かったです。レビューではわかりにくかったという意見も多く見られたりしますが、気軽に観ればそんな事はなく、悪に打ち勝つ結末は爽快で、勇ましい気持ちになれる作品です。原作を読んだ後だと違ったように感じるのかもしれないですが...

アーサー王の剣から作られた銃を持つガンスリンガーの早撃ちは、気持ちが良く、弾を込める手捌きも見ものです。回転式の拳銃なのでシリンダーに弾込めないといけないという手間が観ていてドキドキ、ハラハラです。銃があれば無敵なキャラは、この作品だけのものだと勿体ないと思うくらい好きになりました。心で撃つなんて東洋的で気に入りました。

ガンスリンガーが心で打った銃弾が奇跡の軌道で悪に打ち勝つシーンは、期待て胸を膨らませます。

 

冒頭のナレーションでは、『宇宙には一本の大きなタワーが立っていて、それが人間を守っている。そしてそのタワーに大きな影響を与えれるのは子供だ。』という説明が入ります。 

 タワーとは何?

なぜタワーの崩壊に子供が必要なの?

という疑問も湧きますが詳細な説明が描かれていないので、あまり深く考えない方が良さそうです。(この辺りは原作には深く意味合いを描いてえるのかもしれません。)

人間の社会が成立しているのは大人たちには見えていない子供の純粋な心があるからで、その純粋な力は宇宙という地球を包んでいる空間に作用しているという風に捉えれば分かり易いと思います。

 ジェイクは余りにもピュアな為、その力がタワー崩壊に欠かせないとして悪のリーダー・ウォルターに追われます。脳裏に浮かぶ別世界の映像は、人類を救う鍵となります。ジェイク演じるトム・テイラーは、細身の弱々しい体格の少年ですが、目力がありとても印象に残ります。

スティーブン・キング原作という事で足を運んだのでですが、期待していたものとは異なったヒーローアクションを楽しむこととなりました。

人類を守るタワーが宇宙に存在し、それを守り続ける人たちが別空間にいて、その人達のお陰で私たちが無事平穏に暮らしているだと思うと少し嬉しくなります。

予告動画

youtu.be