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『夜が明けるまで』感想 ロバート・レッド・フォード出演 Netflixオリジナル作品 ※ネタバレあり

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前回に続きNetflixオリジナル作品です。ロバート・レッド・フォード出演のオリジナル作品があるとは嬉しいです。

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作品情報

公開:2017年

時間:1時間43分

監督:リテーシュ・バトラ - 映画.com

主なキャスト

ルイス:ロバート・レッド・フォード

アーディ:ジェーン・フォンダ

公式サイト

Our Souls at Night (2017) - IMDb

原作

ケント・ハルフの小説「Our Souls at Night 」

Kent Haruf - Wikipedia

 

あらすじ

それぞれの伴侶に先立たれた男と女が、互いの孤独を埋めるため、話をしながら一緒に眠る。ただそれだけでも、新しい愛が始まるには十分だった。

夜が明けるまで | Netflix (ネットフリックス) 公式サイト

 

感想

 ロバート・レッド・フォードとジェーン・フォンダの共演というだけで観たいと思う方も多いのではないでしょうか。往年の大スターの共演です。

まず、二人とも年を取ったなと思いますが、年のわりにはとても若いです。ジェーン・フォンダは背筋が伸びていて綺麗な立ち姿をしています。

冒頭からガッシリと掴まれます。「時々家に来て私と一緒に寝て欲しい。私寂しいの。セックスとかではない。夜が一番寂しい」と近所の女性アーディにルイスが誘われます。ドキッとする場面ですが、アーディは堂々としています。カッコいいです。

ルイスは、数日間考えてからアーディの家を訪問する事にします。

そして二人はベッドでお互いの事を語り合います。

ルイスとアーディ共に結婚生活には悔いを感じていて、何故そうなったのか?、その時どう感じたか?を語り合います。

肉体関係を持たずにお互いを理解し合います。いい感じの二人です。年を取ってもこのような関係を築ける人間になりたいと思います。ルイスはアーディにリードされっぱなしですが、70を超えると女性主導がいいなと思います。ロバート・レッド・フォードも随分をおとなしくなしました。いいお年寄りです。

子供とのふれ合い

二人で幸せな時間を楽しんでいたそんなある日、アーディの息子ジーンが妻に逃げられ孫ジェイミーをアーディ宅で預かることになります。

元教師のルイスは、始めは話が出来なかったが、徐々にジェイミーに好かれるようになり3人でキャンプをしたりします。母親と離れ寂しいジェイミーには二人の優しさは居心地のいいものでした。

子供に好かれる年寄りになりたいなと感じます。

 

ルイスは、お茶飲み仲間にからかわれたりもしました。

「腰の痛みはどうだ?」

「その精力を褒めているんだ」

しかし、二人で堂々とデートし始めると周りも認め噂にもならなくなります。

ゆったりと落ち着いた大人の関係です。恋というよりも大人の男と女の無理のない自然な友情関係です。

二人は肉体関係を持ちます。それでもお互いの立場を理解しながらペースを乱すことなくアーディのリードで結ばれます。

二人には相手の事を理解する力と寂しさにも耐える力があります。熟年の理想の関係です。

アーディとルイスは、ジーンの家庭の都合で別れることになります。

今度はルイスが「一人が寂しい、一緒にいたい」と告げます。

ルイスはジェイミーに贈る列車の箱にアーディとの連絡の為のスマートフォンを入れます。そしてそのスマートフォンで遠距で語り合います。

 

熟年の恋、友情、素敵な男女の関係が淡々と描かれています。二人の会話から人生経験を感じることが出来、映像だけでなく会話の内容に重みがある作品でした。

穏やかに気持ちになりました。