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映画 いくつもの感動と出会い

映画『ファイト・クラブ』感想 いい意味で裏切られました ※ネタバレあり

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まさかの結末で、いい意味で期待を裏切られ観た甲斐があったと感じた作品でした。

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作品情報

公開:1999年

時間:2時間19分

監督

『セブン』や最近では『ゴーン・ガール』を手掛けています。人間に深層心理を突く作品が多いです。

主なキャスト

 

ナレーター(主人公・「僕」):エドワード・ノートン
タイラー・ダーデン:ブラッド・ピット
マーラ・シンガー:ヘレナ・ボナム=カーター

感想

叙述的な作風になっています。ナレーター(僕)に従って映像が流れていく作風です。細かい単位でナレーションが入るところもこの作品の特徴です。

タイラー・ダーデン演じるブラッド・ピッドに肉体は鍛え上げられていて、そこも目を引く部分となっています。

精神的に少しイッている女性マーラ・シンガーをヘレナ・ボナム=カーターが演じています。彼女は『アリス・イン・ワンダー・ランド』の赤の女王のほか『ダーク・シャドウ』、『 ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』のなどでも個性的な役を務めています。そしてなんとティム・バートンと同棲しているんですね。成る程と納得です。

うだつが上がらないサラリーマン役を演じる名優エドワード・ノートン。弱弱しいながらも凶悪な部分を持ち合わせている。そういう人物を演じるには右に出るものはいないのではないかと思います。見事に逞しい男に変身していきます。

この3人が組めば見どころある作品になることは間違いなとも思います。脚本がいいということで根強い人気があるのでしょうが、この3人が出演すればいい作品になるはずです。

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ストーリーですが、不眠症で悩み、IKEAに虜になっている大手自動車外車のリコール査定士(エドワード・ノートン)が不眠症治療の一環で睾丸ガン患者の集いに通うようになったところから始まります。

その睾丸ガン患者の集いで女性なのに訪れるマーラ・シンガーという女性と出会い、そして、出張中の飛行機でタイラー・ダーデンという、自分とは全く真逆で独創的発想の持ち主と出会います。

主人公は、この二人に翻弄されてどんどん変化していきます。自分が今まで抑制していた感情を行動にうつすようになっていきます。逞しく大胆な男になっていきます。

 

ネタバレ

この映画の最大のトリックは、タイラー・ダーデンが主人公の僕が作り上げたもう1人の自分だということです。マーラ・シンガーとの会話では、「?」と思うところもあるので早々に気が付く人もいると思いますが、マーラー・シンガーがイカレタ女なので気付きにくいようになっています。私はまんまと騙されて最後まで観てしまいました。

 

ー 抑圧されたていた自分が現れてきた。 -

 

観ようによっては、主人公を現代社会の男性像とし捉えることも出来ます。管理社会に生きていることで感情が抑圧され、本来持っていいる本能の部分が出せなくなっている。

 

『ファイト・クラブ』というタイトルから地下の格闘クラブを舞台にしたドラマをずーっと想像していたのですが、いい意味で裏切られたいい作品でした。

動画

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