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映画『ブラッド・ワーク』感想 イーストウッドの異色サスペンス ※ネタバレあり

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最近はイーストウッドの作品が多くなっています。今回はイーストウッド演じる元FBI捜査官が犯人にマークされるというサスペンス作品です。 

ポスター画像

作品情報

公開:2002年

時間:1時間45分

監督

主なキャスト

テリー・マッケイレブ:クリント・イーストウッド

バディ・ノーワン:ジェフ・ダニエルズ

ボニー・フォックス医師:アンジェリカ・ヒューストン

グラシエラ・リバース:ワンダ・デ・ジーザス

ジェイ・ウィンストン:ティナ・リフォード

ロナルド・アランゴ刑事:ポール・ロドリゲス

ジョン・ウォーラー刑事:ディラン・ウォルシュ

 

感想

数々の難事件を解決してきたFBIの名捜査官が猟奇殺人犯に付きまとわれるという異色のサスペンス作品です。殺人犯が名捜査官に対して挑戦してくるというのはよくある話ですが、そこに捜査官自身が心臓の病でリタイヤしてしまうという犯人にとって寂しい事柄から話が始まります。

イーストウッドも心臓に欠陥を持つ主人公を演じるには適した年齢で、犯人役の名脇役ジェフ・ダニエルズも不気味な犯人像を上手く演じています。

『目撃』でもありましたが、冒頭の犯人を追跡するイーストウッドの走るシーンは何故か印象に残ります。

作品は、移植された心臓の持ち主の姉がマッケイレブの下に現れたところからミステリーさが増していきます。実はマッケイレブの血液は200人に1人という希少なもので、この血液で心臓移植が2年間待っただけで実現したことも腑に落ちないところはあるのです。

マッケレイブは、自分に心臓を提供することになった人物が事故死ではなく殺人事件と知り、その真相を追い始めます。全く手掛かりが掴めていないその殺人事件を鋭い洞察力で暴いていきます。

 

 

そして、

他にも自分と同じ血液の持ち主が移植可能な形で殺されていたという事を突き止めます。

この辺りから冒頭の名捜査官が猟奇殺人にマークされていたことと繋がってきます。淡々と進んでいくので初めからしっかりと観ていないとちょっと分かりずらい気もします。

 

それでも中々犯人の手掛かりは掴めず、逆にマッケイレイブが捜査に当たった容疑者が次々と殺されていきます。

まるでマッケイレイブの動きを観察しているよう.な...

 

作品のイメージは、冷静で動じない捜査官が『ダーティー・ハリー』のリタイア後という風に感じ取れました。イーストウッド監督作品というとシリアスな作品をイメージしてしまうのでですが、今作品は気軽に楽しめるミステリーサスペンスです。イーストウッドの引き出しの多さにはまたもや驚かされました。

俳優イーストウッドは、いつになっても渋いですね。

動画

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