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映画『スペース・カウボーイ』感想 イーストウッド主演・監督「若い者には負けられない」※ネタバレあり

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クリント・イーストウッド主演・監督・製作の60過ぎのお爺ちゃん達がスペース・シャトルに乗って嘗ての夢であった宇宙に行ってしまうという痛快ストーリー作品です。

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作品情報

公開:2000年

時間:2時間10分

監督

主なキャスト

・テストパイロットチーム・ダイダロスのメンバー

フランク・コーヴィン:クリント・イーストウッド

ホーク・ホーキンズ:トミー・リー・ジョーンズ

ジェリー・オニール:ドナルド・サザーランド

タンク・サリバン:ジェームズ・ガーナー

・NASA

ボブ・ガーソン:ジェームズ・クロムウェル

まさに豪華メンバーです。

感想

とても微笑ましく、そして勇気を与えてくれる作品です。老人が宇宙飛行士として地球を救うってロマンを感じてしまいます。

魅力は何と言っても60過ぎのお爺ちゃん達が宇宙に行ってしまうという予測不能なストーリー展開です。

若かりし頃、米空軍で「いつか宇宙に行く」と誓った4人のパイロットチーム・ダイダロスが、夢断たれ40年余り。別々に余生を楽しんでいる時に、なんとフランクのもとにNASAから人工衛星に搭載された誘導装置の修復の依頼がきます。その誘導装置というのがフランクが嘗て設計したもので、それを直せる者はもう彼しかいません。人工衛星はこのまま放置すると4週間後に地球に墜落してしまう。

ふつう通信衛星は墜落しても海に落ちるか燃え尽きるかなので、何も対処しない筈なのに、何故か元の軌道に戻さないといけない?

しかもその通信衛星はロシアのもの?

と2つの大きな謎が存在します。

「諦めていた宇宙飛行が現実のものとなるかもしれない」フランクは、一旦断った依頼を引き受けと決意します。そして、条件はチーム・ダイダロスで衛星まで行く事。

ー60過ぎの老人が宇宙飛行士に挑むなんて何だかワクワクしてしきます。ー

NASA側でも、こんな年寄りを宇宙に行かせるつもりはなく、若い優秀な飛行士がフランクの知識を習得してしまえば彼らはお払い箱にするつもりです。しかし話が二転三転して、とうとうフランクたちの夢は現実となってしまうのです。

訓練では、年の割りには元気ですが宇宙飛行士としては悲惨なものです。身体測定で裸になった時の背中は、映像にするのもお恥ずかしい弛んだお肉だったり、視力検査は誤魔化しで、ランニングでは足が上がらない。それでも装置の修復方法を習得するまではNASA側も手放す訳にはいかない。身体検査では1人に癌が見つかり絶望的な状況。いろいろな展開で進行するのですが、ユーモアを交えながら軽快に進んでいきます。

子供のように楽しみ、負けず嫌い、仲間には絶対の信頼を持ち、仕事には命を懸けて臨む。そして女好き。

ー男であれば、皆んなこんな爺さんになりたいのではないでしょうか。ー

映画の冒頭は空軍のテストパイロット時代の様子をモノクロで描いてます。超高速飛行で画面の中央を駆け上がっていくシーンから始まります。開始の映像で惹きつけられてしまします。クリント・イーストウッド監督作品はシリアスな作品ばかりと思っていましたが、この作品はユーモアもありとても楽しめるものとなっています。こんな作品も作っていたんだと驚いてしましました。もしやクリント・イーストウッド自身が宇宙映画に出演したかったのかなと勘ぐってしまいました。

 

「年を取っても夢を持ち、気持ちだけは若くないといけない。」

そう教えられた作品でした。

仕事に家庭に疲れ少し自信を失いかけた年配男性にお勧めの作品です。

予告動画 

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