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映画『ギフト』感想 ケイト・ブランシェット演じる霊能力者 ※ネタバレあり

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映画『ギフト』を観ました。名女優ケイト・ブランシェットが演じる霊能力者がう行方不明事件を解決します。

※先日公開された『ザ・ギフト』とは異なります。

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 作品情報

公開:2000年

時間:1時間51分

監督:サム・ライミ - 映画.com

パイダーマン3部作、他ホラー作品を多く手がけています。

主なキャスト

霊能力者 アナベル“アニー”・ウィルソン(ケイト・ブランシェット)

アニーのお客さん バディー・コール(ジョバンニ・リビシ)

アニーのお客さん ヴァレリー・バークスデイル(ヒラリー・スワンク)

ヴァレリーの暴力亭主 ドニー・バークスデール(キアヌ・リーヴス)

教師 ウェイン・コリンズ(グレッグ・キニア)

ウェインの婚約者 ジェシカ・キング(ケイティ・ホームズ)

ジェシカの父 ケネス・キング(チェルシー・ロス)

アニーの友人 リンダ(キム・ディケンズ) 

パール・ジョンソン保安官(J・K・シモンズ)

検事 デヴィッド・ダンカン(ゲイリー・コール)

 

あらすじ

夫を事故で亡くしたアニーは、子供の頃から備わっていた霊能力を使って悩みを持つ人々の相談を受けていた。アニーの能力はカードをめくってその人の未来や過去の事柄を見透すというもの。ある日息子の教師ウェインの婚約者ジェシカが行方不明になり、その行方を霊能力で導き出して欲しいと依頼される。ジェシカの父親、保安官、ウェインが見ている前では集中出来ないこともあり手がかりとなるようなところまでは見れなかったが、その夜ジェシカが既に亡くなっていることを示す夢をみる。アニーの霊能力は、その後の捜査を大きく左右していく。

感想 

霊能力者の目線で描かれた作品で、実際にあってもおかしくないような話です。最近はテレビ番組でも超能力を利用して行方不明者を探すようなものもありますから、そおういう能力も少しづつ市民権を得てきている感じでしょうか。私のような無能な者には全く分からない世界ですが否定しようとも思っていません。もし、そのような能力を持っている人がいれば周囲の理解を得るのに苦労するだろうなと思います。霊感が強いと言う人とは今まで何人か出会ってきましたが、嘘を付くような人たちではなかったので否定しようとも思っていません。

主人公のアニーは、相談者を透視する時はカードを利用してを行います。
カードで使われているマークは◯、□、、+、☆などで、めくったカードの力も借りて透視をし、場所に行ったり、物に触れたりしても、その能力を発揮されます。タロットや水晶を使用したりして透視することはよく知られていますが、何かの媒体があった方がその能力が発揮されやすいのでしょうかね。

 

----------ここから少しネタバレです。----------

 

行方不明のジェシカの居場所はアニーの言った通りの場所で遺体となって発見され、その日ジェシカと揉めていたドニーが容疑者として上げられます。

裁判ではジェシカの居場所を言い当てたアニーにも疑惑がかけられますが、ジェシカが見つかった場所の所有者がドニーであったこともあり、犯人はドニーとされます。

この事件は、アニーに関わる人物が思わぬ形関わってます。行方不明になったジェシカが複数の男性と関係を持っていたこともストーリーをミステリアスにします。

アニーに相談しに来ていた人物

  • ヴァレリー・・・亭主の暴力に悩み、その亭主ドニーはアニーを憎んでいる。 
  • バディ・・・幼い頃、父親から性的虐待を受けていて、その事実を自覚するようアニーにアドバイされる。
  • ウェイン・・・婚約者ジェシカが殺され、犯人を探すためにアニーの能力を頼りにする。アニーとはいい関係。

ジェシカの男性関係

  • ウェイン・・・父の勧めでの婚約者。
  • ドリー・・・セックス・パートナー。
  • 検事デヴィッド・・・パーティでのお相手。(アニーが現場をみていた)

 

裁判ではドニーが刑を宣告するのですが、霊能力者のアニーには、その判定が違うことがわかるのです。そして思わぬ人物が真犯人となります。そしてとても不思議な現象でアニーがバディーに命を救われます。

 

主人公アニーを演じるケイト・ブランシェットの目での表現が良かったなーと思います。キアヌ・リーブスの悪役も珍しいのではないでしょうか?随分と迫力ある暴力的な男性を演じていました。ジョバンニ・リビシ、J・K・シモンズと名優揃いの作品です。

 

みなさんは、霊能力を信じますか?ご興味がある方はぜひご覧下さい。