キネマの館(ヤカタ)

映画 いくつもの感動と出会い

映画『ホワイトハウス・ダウン』感想 『インデペンデンス・デイ』監督ローランド・エメリッヒ作品 ※ネタバレあり

スポンサーリンク

映画『ホワイトハウス・ダウン』をNetflixで観ました。『インデペンデンス・デイ』のローランド・エメリッヒ監督作品です。ホワイトハウスがメチャクチャになっていきます。

https://image.eiga.k-img.com/images/movie/58261/poster.jpg?1374159600

作品情報

・公開:2013年

・時間:2時間13分

・監督

『インデペンデンス・デイ』、『2012』ほどの規模は大きくないのですが、ホワイトハウスというアメリカの中心がドンドンに崩れ落ちていきます。とにかく崩壊シーンを撮ると右に出るものがいないというくらい大胆に演出します。

・主なキャスト

 主人公ジョン・ケイル演じるチヤニング・テイタムは誠実感と若さが感じられて良かったです。大統領役にはジェイミー・フォックスですが、これはまさにオバマ大統領を意識しての配役ですね。大統領を尊敬する少女エミリー・ケイル役のジョーイ・キングは表情があり素晴らしい演技だと思います。何より可愛いと感じさせるところは子役の必須条件です。

 

あらすじ

 議会警察官のジョン・ケイルは、大統領のシークレットサービスになるため面接試験を受けるが不採用となってしまう。幼い娘をがっかりさせたくないと、ジョンは娘をホワイトハウスの見学ツアーに連れ出すが、その時、謎の武装集団がホワイトハウスを襲撃、占拠するという前代未聞の事態が発生する。政府が大混乱に陥る中、ジョンは大統領や娘、そして合衆国の命運をかけた戦いに身を投じる。

引用:ホワイトハウス・ダウン : 作品情報 - 映画.com 

 感想

ホワイトハウスが無残な姿になっていくのはアメリカ国民でない私も衝撃です。一気に崩壊するのではなく少しずつ壊れていきます。メディアの映像を通しての映像もリアリティがあって良かったです。次々とスリルと迫力の映像は映画ならではでないでしょうか。ホワイトハウスという建物を舞台にしているにも関わらず全く閉鎖感を感じさせません。

ストーリーも シークレット・サービスのトップの裏切り、アメリカ政府の緊急発令、大統領の引き継ぎ(2回)、大統領専用車両への襲撃、大統領のロケットランチャー発射、ブラックホーク(特殊部隊)のビル街での低空飛行、核の発射 と次々と展開していきます。アメリカ政府の緊急計画という興味ある事柄がどんどん登場します。ホワイトハウスツアーのガイドの案内の「6階建て132部屋」なども一つの楽しみです。『インデペンデンス・デイ』に関してのちょっとしたくだりもありました。

テーマもしっかりしていて「アメリカの愛国心と正義」を内部の裏切りを敵としてしっかり描いています。もう一つは「父の娘への愛情」です。

大統領の

「政治屋を目指す訳ではないがなってしまう」

「一つくらいいいことをしたい」

というセリフも印象的です。

ラストのエミリー(ジョーイ・キング)が旗を振って空爆を止めさせるシーンは少女の勇気に感動します。

これが映画だと言われれば納得してしまうような映像とストーリー両方で楽しめる作品でした。この映画の中の大統領が黒人ということもあり先日広島を訪れたオバマ大統領も大変だったんだなと思います。他国を舞台にあいた映画だから楽しめるのですが日本の国会議事堂を舞台にした場合はどうなるのでしょう?うーん、ちょっと違う感じで観るのでしょうね。

予告動画

4分近くあります。

youtu.be

関連記事

Amazon

ホワイトハウス・ダウン (字幕版)